Freelance Growthコラム
案件獲得

フリーランスが直案件を取る道筋。入口は3つ、個人サイトで受ける確認と、問い合わせのあとに決める条件

公開 2026.10.26更新 2026.10.26文:Freelance Growth編集部

フリーランスの直案件は、人脈(紹介)、過去・現在の取引先、自分の発信という3つの入口から来ます。個人サイトはそのどれにも付いてくる「最後の確認」を受け持つ場所で、サイトだけで案件が降ってくるわけではありません。入口ごとに、相手が何を知っていて何が足りないかを分けて考えると、サイトに置くものが決まります。

フリーランス協会の「フリーランス白書2026」(調査2025年11月、回答1,426名)では、仕事の獲得経路(複数回答)の1位が人脈(知人の紹介含む)で68.3%、2位が過去・現在の取引先で58.3%、3位が自分自身の広告宣伝活動(Web・SNS・新聞・雑誌など)で32.9%でした。最も収入が得られる経路(単一回答)も、人脈32.3%、過去・現在の取引先29.3%の順です。この調査は全職種が対象で、直案件だけを数えた数字ではありません。

Freelance Growthは、フリーランス・副業の方向けに、個人サイトの制作・保守を月額で任せられ、プランによってはXまたはInstagramの運用などの集客も任せられるサービスです。サイト制作・保守は初期サイト制作費0円、月額9,800円(税別)から。最低契約期間は6ヶ月です。申し込みの前に、無料相談フォームで職種と活動状況を伝えられます。直案件の問い合わせを受ける場所を、個人サイトに持ちたい方へ

1. 直案件は、どこから来るのか

エージェントやクラウドソーシングを通さない案件は、主に人脈、過去・現在の取引先、自分の発信の3つから来ます。白書2026の数字を並べると、次のとおりです。

獲得経路(複数回答)割合
人脈(知人の紹介含む)68.3%
過去・現在の取引先58.3%
自分自身の広告宣伝活動32.9%
エージェントサービスの利用26.6%
クラウドソーシング21.2%
求人広告19.2%

(出典:フリーランス協会「フリーランス白書2026」p.9、調査2025年11月、n=1,426。表の並びは白書の掲載順です。)

上の3つのうち、紹介と取引先は、すでに相手がこちらを知っている状態から始まります。自分の発信は、相手が初めて知るところから始まります。同じ「直案件」でも、サイトに期待される役割が違います。

2. 入口ごとに、問い合わせの前で何が起きるのか

入口ごとに、相手が既に知っていることと、問い合わせの前に足りない情報が違います。紹介でも取引先でも発信でも、問い合わせの前に相手が一度は名前を調べる、と筆者は考えます。この表は筆者の整理です。

入口相手が既に知っていること足りない情報サイトに置くもの
紹介紹介者から聞いた人柄と得意分野今の稼働状況、頼める範囲、料金の目安提供できる仕事、条件、問い合わせ先
過去・現在の取引先過去の仕事ぶり別の部署や別の案件を頼んでよいか受けられる仕事の幅、新しい実績
自分の発信(X・記事など)投稿の内容実際に任せられるか、進め方、条件実績の役割、進め方、条件、連絡手段

紹介の場合、紹介者が話した内容と、検索で見つかる情報が食い違うと、相手は迷います。紹介された側の動き方は、別の記事「フリーランスにホームページは必要か」で扱っています。

3. 初めて知った相手は、問い合わせの前に何を確かめるのか

初めて知った相手が確かめるのは、頼みたい仕事に近い実績があるか、進め方が分かるか、条件が合うか、の3点です。これは次の調査と筆者の見方をあわせた整理です。

CareerChainが2026年10月6日に発表した調査(2026年9月実施、フリーランス522人、フリーランスの活用経験・予定のある企業の人事・採用担当者508人)では、企業が実力を評価するときに参考にする情報は、面談での受け答え(60.8%)、スキルテスト・実技課題(46.5%)、経歴書・プロフィール(44.5%)が上位でした。実力を見極めにくい理由は、面談という短時間では測れない(55.8%)、一緒に働いた人でないと分からない部分があり、その評価・裏づけがない(44.6%)が挙がっています。発表元の自社調査で、回答する企業側は人事・採用担当者のため、直案件の発注者全体の傾向とは言い切れません。

面談の前に会話ができない相手に対しては、サイトの文章が面談の代わりを一部担います。連絡の速さや進め方まで読めると、問い合わせる前の迷いが減ると筆者は考えます。載せる中身の考え方は「フリーランスが実績を載せられないとき」で詳しく扱っています。

ヒアリングで、実績が少ない場合も見せ方を一緒に整理します。Freelance Growthの個人サイトは、実績・ポートフォリオ、提供サービスと料金の紹介、問い合わせフォーム、スマートフォン対応を備えています。初期サイト制作費0円、月額9,800円(税別)から、最低契約期間は6ヶ月です。案件の獲得や問い合わせ件数は保証しません。実績の見せ方や条件の書き方から相談したい方へ

4. 問い合わせフォームでは、何を聞くのか

最初のやり取りで見積もりと可否を判断できるよう、依頼の種類、希望する時期、予算の目安、依頼元の名前、返信を受け取る連絡先を聞きます。これらがそろうと、最初の返信で「受けられるか」「いくらくらいか」を返せます。

聞く項目は、次の5つが基本になります。

項目聞く理由
依頼したい仕事の種類受けられる範囲かを判断する
納品してほしい時期稼働の空きと合うかを確かめる
予算の目安見積もりの方向をそろえる
依頼元の名前(会社名・屋号)契約相手を特定する
連絡のとり方返信の手段を決める

返信の目安(例:2営業日以内)をフォームの近くに書くと、問い合わせた側が待つ間の不安が減ります。目安の日数は、自分が守れる範囲で決めてください。

5. 問い合わせのあと、契約の前に何を決めるのか

契約の前に決めるのは、仕事の範囲、報酬と支払期日、納期と検収、修正の回数、成果物の権利の5つです。うち、書面等で明示される事項は法律にも定められています。

フリーランス・事業者間取引適正化等法(フリーランス法)の第3条は、業務委託をする側に、給付(納品物や役務)の内容、報酬の額、支払期日などを、書面または電磁的方法(メールなど)で明示することを求めています。第4条は、報酬を給付の受領日から60日以内にできる限り短い期間で支払うことを求めています。第4条は従業員を使う発注者が対象です。従業員を使わない発注者が、従業員を使わない個人に委託する場合も、第3条の明示は同様に求められます。いずれも、受ける側が従業員を使わない個人または一人法人であることが前提です。実際に当てはまるかは契約の相手と実態によって変わるため、迷うときは公正取引委員会などの公式の解説を確認してください。

白書2026では、フリーランス法施行後に違反だと感じた経験が「ある」と答えた人は28.5%、「ない」は45.4%、「わからない・答えたくない」は26.1%でした。法律に任せきりにせず、条件を文章で残す習慣が、トラブルの予防になります。

項目決める内容の例
仕事の範囲どこまでを含み、何を含まないか
報酬と支払期日金額、請求の時期、納品から何日以内か
納期と検収納品の期日、確認にかける日数
修正の回数何回まで含み、超えたらどうするか
成果物の権利著作権の扱い、実績として公開してよいか

最後の2つ(修正の回数と成果物の権利)は、法律で一律に決まっているものではなく、契約の中で決める事項です。実績として公開してよいかは、このあと実績ページに載せるかどうかにも関わります。

6. エージェントを使う場合は、直案件をどう分けるのか

エージェントや紹介サービスを使う場合は、そこで知り合った発注者との直接取引が規約で禁じられていないかを先に確かめます。@SOHO編集部の直営業の解説(2026年6月更新)では、エージェント経由の契約終了後の直接取引は、規約違反になることが多いと注意されています。運営元が手数料0%を掲げるサイトの解説である点を踏まえて読んでください。

同解説では、発信を入口にした直案件は立ち上げに半年〜1年かかるのが当たり前とされています。この期間は、紹介や取引先から来る仕事と並行して進めます。

7. サイトを月額で持つと、何を任せられるのか

個人サイトの制作・保守を月額で任せ、更新の手を自分の作業から外す持ち方があります。実績の追加や条件の見直しは、仕事が忙しい時期に後回しになりやすい作業です。

Freelance Growthは、プランにより、個人サイトの制作・保守に加えて、SNS運用やGoogle検索広告の運用まで任せられます。STARTERはサイトのみです。公式サイトの表記では、すべて税別で、初期サイト制作費は全プラン0円、最低契約期間は6ヶ月です。月額9,800円のSTARTERは個人サイト1ページの制作と基本保守で、実績・ポートフォリオ、提供サービス、料金、問い合わせフォーム、スマホ対応を含みます。STARTERでページを増やす場合は、1ページあたり月額2,000円(税別)のオプションです。XまたはInstagramの運用は上位プランに含まれ、Google検索広告を含むプランでは、広告の出稿費が月額とは別にかかります。案件の獲得や問い合わせ件数は保証していません。解約の条件は、相談時に個別に案内するとされています(2026年10月23日時点の公式サイトの表記)。

載せる実績や条件が決まっていなくても、相談はできます。ヒアリングで得意分野や実績、増やしたい案件をうかがい、実績が少ない場合も、制作物や経験をもとに見せ方を一緒に整理します。掲載する作品や実績の素材は、ご自身で用意していただきます(公式サイトの記載)。

よくある質問

直案件を増やすには、まず何から手をつけるのか。

すでに仕事をした相手に、今の稼働状況と受けられる仕事を伝えることから始めます。白書2026では、過去・現在の取引先が獲得経路の2位(58.3%)で、声をかけやすい相手です。白書の数字は獲得経路としての多さで、反応の速さを示すものではありません。

直案件で、単価は自分で決めてよいのか。

自分で決められます。ただし、発注側が従業員を使う事業者かどうかで、支払期日の扱い(フリーランス法第4条の60日以内)が変わります。契約の前に報酬額と支払期日を文章で確認してください。

会社員の副業でも、直案件を取れるのか。

取れる場合がありますが、勤務先の就業規則で副業が認められているかの確認が先です。副業として、従業員を使わずに業務委託を受ける場合も、フリーランス法の対象になりえます。Freelance Growthは、副業として活動中の方も相談できると案内しています。

紹介された相手に、サイトは見られるのか。

見られると考えておくほうが無難です。紹介者の説明と、サイトに書いてある内容がそろっていると、相手は迷いません。

まとめ

直案件は、人脈、過去・現在の取引先、自分の発信の3つの入口から来ます。サイトは、どの入口の相手にも、実績の役割、進め方、条件、連絡手段を伝える場所です。問い合わせのあとは、仕事の範囲、報酬と支払期日、納期と検収、修正の回数、成果物の権利を、文章で残します。サイトの更新を任せたいときは、個人サイトの制作・保守を月額で任せる方法があります(7章)。

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職種と活動状況をフォームに書いて送れます。初期サイト制作費0円、月額9,800円(税別)から、最低契約期間は6ヶ月です。案件の獲得や問い合わせ件数は保証しません。

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出典

  • 一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会『フリーランス白書2026』(調査2025年11月、集計対象1,426名。p.9 仕事の獲得経路ほか)
  • CareerChain「フリーランスの『実力評価』の実態と課題」(2026年10月6日発表。調査2026年9月、フリーランス522人・企業の人事・採用担当者508人)
  • @SOHO編集部「直営業 やり方 フリーランス」(2026年4月10日公開・6月22日更新)
  • フリーランス・事業者間取引適正化等法 第3条・第4条(厚生労働省・公正取引委員会の解説資料)
  • Freelance Growth 公式サイト(料金プラン・ご利用の流れ、2026年10月23日確認)

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